整体とピラティスはどっちがいい?目的別の違いと選び方を整体師が解説

整体とピラティスはどっちがいい?目的別の違いと選び方を整体師が解説
整体とピラティス、どっちがいい?【結論】
整体とピラティスは、どちらが優れているというものではありません。目的が違うため、自分の身体の状態に合わせて選ぶことが大切です。整体は、身体の状態を確認し施術によって整えるもの。ピラティスは、自分で身体を動かし身体の使い方を身につけるもの。強い痛みや不調があり、まず身体の状態を確認したいなら整体。運動不足を解消したい、身体を動かす習慣を作りたい、姿勢や身体の使い方を身につけたいならピラティス。この記事では、19年の施術経験をもとに、目的別の選び方を解説します。
整体とは何をするもの?
整体では、施術者が身体の状態を確認し、手技などを用いて身体を整えていきます。整体には統一された施術方法があるわけではなく、内容は整体院によって異なります。田端整体院の場合は、問診、姿勢の確認、身体の動きの確認、筋肉の状態、関節の動き、全身のバランスなどを確認しながら施術を行っています。肩がつらいから肩だけ、腰が痛いから腰だけを見るのではなく、足首から膝、股関節、骨盤、背中、首まで身体全体の状態を確認するのが当院の考え方です。
ピラティスとは何をするもの?
ピラティスは、自分で身体を動かしながら、姿勢や身体の使い方を意識するエクササイズです。体幹を意識しながら動くことで、日常生活での身体の使い方を変えていくことを目指します。継続して取り組むことで、身体を動かす習慣につなげられるのも特徴です。ただし、ピラティスは医療行為ではないため、強い痛みや不調がある状態ですべての方に適しているとは限りません。身体の状態によっては、まず整体や医療機関で確認することも選択肢のひとつです。
整体とピラティスの違いを比較
| 整体 | ピラティス | |
|---|---|---|
| 主な方法 | 施術者による手技など | 自分で身体を動かす |
| 主体 | 施術者 | 自分 |
| 目的 | 身体の状態を確認・施術 | 身体の動かし方を学ぶ |
| 向いている場面 | 不調・身体の状態が気になる | 運動・身体づくり |
| 継続 | 状態に応じて | 継続的な運動が基本 |
※実際の内容は整体院・ピラティススタジオによって異なります。
肩こりなら整体とピラティス、どっち?
デスクワークで肩こりが強く、首や肩を動かすとつらいという場合は、まず身体の状態を確認するという選択肢があります。当院に来られる方の中にも「肩こりを何とかしたくてジムに通い始めたけれど、肩が痛くて続けられなかった」という方がいらっしゃいます。身体がつらい状態のまま無理に動かすと、かえって別の場所を痛めてしまうこともあります。実際に「運動すれば肩こりが楽になると思ったけど、逆に首が痛くなって続けられなくなった」という方もいらっしゃいました。肩甲骨周辺の筋肉がガチガチに固まったまま運動しても、身体は正しく動けません。まず身体を確認してから運動に取り組む方がスムーズです。
一方、肩こりはそれほど強くないけれど運動不足や姿勢が気になるという場合は、身体を動かす習慣としてピラティスを検討する方法もあります。整体で身体を確認・施術したうえで、ピラティスで身体を動かすという組み合わせも考えられます。
腰痛・猫背・巻き肩ならどっち?
腰痛の場合、強い痛みがある段階ではまず状態の確認を優先することをおすすめします。症状が落ち着いてきたら、運動としてピラティスを検討するのもよいでしょう。猫背や巻き肩の場合は、姿勢を確認してほしいなら整体、自分で身体を動かす習慣を作りたいならピラティスという考え方ができます。
当院でも、猫背で来られた方に「背中や胸の筋肉量が少ない」とお伝えすることがあります。筋肉を整えることで姿勢が安定しやすくなりますが、長い目で見ると自分で身体を動かして筋肉をつけていくことも必要です。「症状を楽にすること」と「身体づくり」は同じではないため、今の自分に必要なのがどちらかを見極めることが大切です。
整体とピラティスは併用してもいい?
「どちらか一つ」と決める必要はありません。整体とピラティスは目的が違うため、組み合わせるという考え方もできます。整体で身体の状態を確認・施術し、身体が動かしやすくなった状態でピラティスに取り組む。そしてピラティスで身につけた身体の使い方を日常生活に活かす。この流れで取り組んでいる方もいらっしゃいます。
ただし、整体とピラティスを併用すれば必ず効果が高くなるとは断言できません。大切なのは、今の自分の身体の状態に合った方法を選ぶことです。当院でも「ピラティスを始めたいけれど、今の身体の状態で大丈夫か」「ジムとかに行った方がいいですか」と相談される方がいらっしゃいます。当院の考えとしては、両方やっていただくのが一番ですとお答えしています。整体は身体の状態を整えることが得意で、運動は筋肉をつけたり心肺機能を高めたりすることが得意。目的が違うからこそ、まず身体を確認してから判断するのが安心です。
田端整体院では「整体と運動」をどう考えている?
田端整体院では、整体を受けることだけをゴールにはしていません。施術によって身体の状態を確認し、姿勢、肩甲骨、背中、骨盤、股関節などの動きを整えたうえで、「施術を受ける」だけでなく自分の身体を動かすことも大切ですとお伝えしています。まずは散歩から始めて徐々に身体を慣らしていくことをおすすめしています。運動が続かない方の多くは、最初に張り切りすぎて数週間でやめてしまうパターンです。いきなり激しい運動を始めるのではなく、物足りないくらいの運動量から少しずつ増やしていくことが続けるコツだと考えています。
まとめ
整体とピラティスには、それぞれ違った役割があります。身体の不調が気になる、まず状態を確認したいという方は整体。運動不足を解消したい、身体を動かす習慣を身につけたいという方はピラティス。どちらか一方に決めるのではなく、自分の身体の状態や目的に合わせて選ぶことが大切です。田端整体院では、のべ3万人の施術経験をもとに、お一人おひとりの身体の状態に合わせた提案をしています。
田端整体院 〒372-0818 群馬県 伊勢崎市 連取元町114-18 日本 10時 19時 日曜木曜午前定休 電話0270-22-0466
